
なんと煌めきのことか。昨年の今頃に天にそそのかされ始動したこの我々の集団である「WE ARE HUMANBIRD」は無事に"一年間、毎日々々1枚の絵とひとひらの文章を世界に届ける"という目標を本日見事に成し遂げたではないか。
これもひとえに毎日欠かさず絵を描き文章を書き続けてくれた私や俺やアタイや我や吾輩やミーや兄貴のおかげである。ありがたいよね。ありがたい。
そう、いくら私が強靭な精神力と豊かなクリエイティビティの持ち主であったとしても、たった一人でこの目標を成し遂げることは出来なかったであろう。途中で投げ出して来る日も来る日も飯を食いてシャワーを浴びて寝ぬる、というこれでもなというほどに堕落した生活から抜け出すことは出来なかったであろう。毎日欠かさず、というのはそれほどに大変なことであった。そしてそれを成し遂げた我々は本当に素晴らしい集団であるし、ハンパなくdudeでエグゼクティブプロデューサーな集団であることのように思う。私は「WE ARE HUMANBIRD」の総代(総合ミニミニ代表)として本当に誇りに思うし、これからも嘗めとったらあかんど、と思いつつも皆で一人一人の力を合わせて皆でひとつのファイナル・ディスティネーションに向かって牛のようにのしのしと進んでいければいいのにな、と思うし、我々はそれが出来る集団であると思う。何故なら我々は此のカオスとコスモスに満たされた世に産み落とされた、ひとつの希望の光であるのだから…。
何故にこんなにも私がこんな手前味噌な感じで、文字通りの自画自賛な感じで我々のこの集団「WE ARE HUMANBIRD」を褒めたおすのかというと、それには明確に、ハッキリクッキリと答えることが出来得る。
誰も褒めてくれないからである。
そう、私は勘違いしていたのであるが、このように素晴らしき活動をしておれば、だって絵や文章のみならずアニメや音楽も作っているから、したら誰かしらが自動的にこれを発見して褒めそやし、実家で作っている白菜が採れたから食べて下さい健康のため、てな感じで白菜が届くと思って大好きな白菜を昨年より一切買うことなく歌うように暮らしてきたというのに(泣き)。
何故この「WE ARE HUMANBIRD」の活動を誰にも褒められないのか、白菜のひと玉も拝受出来ぬのか、普通出来るよな、なぁみんな、そうだよな、とひとりごちていたところ意外な答えが我が胸中に湧き上がってきて、鼻の奥がツーンとしてきたので何があったのかと申しますと、何故誰からも褒められないのか、という問いに対するひとつの或るハッキリクッキリとした答えが浮かび上がってきただからね。
そうそれは、誰にもこの活動のことを言っていないから。これに尽きるんやわ。
え?なんで?言えばいいんじゃん?バカじゃん?カスじゃん?自慰じゃん?とそんなに明け透けに物を言われてはひとたまりもないので今こそ言わせて頂きたいことがあるが、何故誰にもこの活動の言わなかったのか。それは、言う相手がいないからである。
私は現在郷里ウランバートル(嘘)から500マイルほど離れた土地に暮らしており、そして転居してからは日々のトレーニングに追われてろくにプライベート・リラクゼーション・タイムも作れぬまま今に至るため、三年も此処へ暮らして未だに友人の一人も出来ておらぬという始末なのである。郷里ではあないに友人にも子宝にも恵まれてすくすくと育っていた俺が、である。
だって絵や文章という己のパーソナルな部分をふんだんに曝け出す行為を公表するのってそれなりに親交がある間柄でないと辛いものがありませんか?世知辛いものがありませんか?僕はそうなんですよ。そう。
だから今年の目標は「もっと人にこの活動を言う」です。曝け出す。です。
いくら己の修行のためとは言え、やっぱり褒めて欲しいですから。マジですから。