
チャクラの力を侮るなかれ。股間のチャクラ de チャッチャッチャ。えげつない筋肉痛。止めどない約束。そう、私は民泊で生まれた女。
嘘、男です。中央病院で生まれた男。姓は秘密、名も秘密。
「ほな何やったら秘密ちゃうねんボケ。」
秘密だらけ、秘密の肉団子の私なんだけど、ただ一つ、秘密にしていないこともある。
それは私の股間のチャクラの在り処。プラーナ(Purāṇa)集いし元気な処。常に赤いパンツを着用するのして赤色の持つ赤のエナジーを吸収させるは股間のチャクラ。
私がただ一つ秘密にすることもなく開けっぴろげのおっぴろげ、つまびらかでギャッサモの丑三つ刻にしているのこと。それが股間のチャクラの在り処。
私の股間のチャクラの在り処。勘の良い方はもうお気付きでしょう。してその在り処とはそう、股間。
空に芥、絹にボケ。
私を支える股間のチャクラの在り処を知った今、貴方は私の股間にチャクラのあることを、つまりプラーナ集いし躍起な処の所在を知ったということになる。私は民泊で生まれた女。ではなく中央病院で生まれた男なので股間のチャクラも私が生まれたあの日、中央病院で共に生まれた。
私を産んだ母は私のことを実の子のように育ててくれて、その実股間のチャクラも私同様にすくすくと育っていって、あれは少年の頃の冬かな。オチンチンをいじくっている時に気づいたんだ。
「あなや、アナル、これもしかして、アナルとタマキンの間にプラーナ集いし暖かな場所アリ。これはもしや、恋?いや違う。私が私の股間に恋する。これはさすがにケイオス(混沌)が過ぎる。それではコスモス(秩序)は忘却のボ父上。ということは此処に何かしらのチャクラがあるということの?いわば?股間のチャクラ在り処?」
だそうで、それで私は股間のチャクラの在り処を発見するに至りましたね。
空に芥、絹にボケ。
そんな晴れやかな事実に勘付いた時の私はいや増して晴れやかでございました。それからというもの、私は八面六臂の大活躍で、フリースタイルで、人一倍風邪を引きにくい立派な体で、"ウランバートルの知将"といった具合に無闇にモンゴルと絡めた異名を取ったりなんかして、なんやかやとありまして現在ではトー大の大学院で末は博士か大臣か、みたいな期待を自分で自分に寄せてほくそ笑む日々を送れているのは、これ全て股間のチャクラのサラウンド、プラーナ集いし豊穣のタマ裏であることのおかげです。
我がが我ががのがを捨てて、おかげおかげのげで暮らせ。だからおかげなんです。
トー大の大学院では期待の跳ねっ返り、鬼っ子としてその存在を存分にマーキング出来ている私ですが、私としては正直なところ、大学院って具体的に何をするところなのかな?っていう絶え間ない疑問に晒されている私で、たとえば私の学部はDr.ゴッド・オブ・ソビエト率いる「サードワールドの新生(genesis)と既存のバビロンの崩落を夜明けに」学部なのですが、この学部に入った理由も大学院進級にあたっての最終チンチロリン大会で二日間徹夜して大負けしたから故にこの学部に半強制的に入れられたのであって、何を研究するかもよく分かっていない為、毎日毎日トー大のだだ広いキャンパスでカブトムシを捕まえる日々を送っていて、でもこれこそが旧ソ連の軍神、Dr.ゴッド・オブ・ソビエトが教えたいことなんじゃないかなっていう作戦を感じるので、私はそれを股間のチャクラに語りかけて、まだ来ない貴方からの返事を待ってる。