ハゲ足をギュン

 

ジョナサンばっかりで飯を喰うやうなジョナサン好きの皆さんにあまり馴染みはないのかもしれません。いや、馴染む筈はない。何がでしょう。それはハゲ足のこと。ウサギキャラを気取って語尾に「~だピョン!」と付けるのこと。内省的テロによって己がプライドを一度八つ裂きにし、丁寧に集めて縫い直してみたらそこには新たな自分が居ました。今までの自分。明日からの自分。爪先に鉄板が入ってる靴を履いたやうな一騎当千のザワメキを。クリスピーナが歌うクリスピーナだけの歌は、まさにハゲ足をギュンとさせるのにふっさわしい寂寞のメロディでしたのことを。

 

ハゲ足ってなんぞや。なんぞっぞ。ぞなんぞ。ぞぞぞでここでヴォン。痛し。足踏まれた。ブスに、足を、踏まれた。ので殺す。

現世はお疲れ様でしたということでチャーチで会いましょうということでハゲ足をギュン。これは、ハゲ足"の"ギュンと言っても決して間違いでは無いですから、過言ではないですから、ここまで来たら勝ちたい、勝ち上がりたい。ハゲ足をギュン。こでは。

 

一般的に毛量長閑なメンズのことを、ハゲ、と言っても良いということになっていることは阿保でもハゲでも知り尽くしていることであります。これは僕は自信を持って、強気な姿勢で断じますわ。文句がある、もしくは文句を言っている賎民を貴方が目撃したなら、もうやることはひとつ、わたしに報告して下さいね。いったりますから。そんなハゲの動かしたり動かしていなかったりする、主に移動とハイキックに使うやつ、あれをハゲ足と呼んでいる人が此の世にさて何人いるのやら…(トホホ)。えー、クリームケーキ先生なんかは、あんなもんは優しくてええ先生ですけどハゲ足の民ですな。あと、ウノ・ジョージなんかは、ハゲてこそいませぬがあれくらい最低の人間、下賎な人間、トッポジージョの風上にも置けぬようなカス人間は名誉ハゲ足の民に処す!残念だったな!処ーっす!そして最も気になるのは、ハゲ足をギュンの、ギュン、って何やの、なんだんの、ということなのですからね。ギュンというのはたとえば電車で座席に座り込んで悲しんでいる時に、その姿勢のまま曲がってある膝をギュンと伸ばすことをギュンと言うの。それはハゲ足がギュンとやることによってハゲ足をギュン。それがハゲ足をギュンなのです。むごいかもしれないけど、それが事実。語りつくせぬ愛の言葉なんよ。

 

それを貴方は知っていましたか?知っていませぬでしたか?空は青い空ですか?陵に日が射して、草木は揺れながら煌めいて。途轍もなく強気のパッションは時に人をジャスミンにする。時にハゲ足をギュンとさせる。

 

ハゲがハゲ足を伸びきるまでギュンとする間、そのゼロ地点から壱地点まで行くまでの間が、我々に残された、我々みんなで作りあげる、ひとつのトリビュートアルバム?みたいな感じでギュン。