
貴様は良い人間か、悪い人間か。スケベ鉄砲の股引アレイか。フェルナンデス斬首っしゅの生闊歩パーティーか、万歳アタックの発声練習シャナナナナか。何をやっても良いとされているが、笑って済ませられるのもせいぜい彼岸花。さあ答えろ、貴様は良い人間か、悪い人間か。良い人間か、それとも悪い人間か。
久しぶりの定期的に送られてくる定期テレパシーの内容は以上の感じであった。それはすごく突然に、そして久しぶりに、なによりもナチュラルに私の脳へと問いかけ、微かにある残り香にはメッセージを残すのみ!
「え?アヒージョ知らない?バゲットとかと食べないの?」
というメッセージが残されていたこともありました。
「最近フォアグラにハマってる。あー、フォアグラだけをお腹いっぱい食いたい。」
というメッセージが残されていたこともありました。正直に言います。
「言っちゃうね。もう酒飲む時はバルじゃないと満足出来ないようになってきた。」
というメッセージが残されていたこともありました。全て話しましょう。
「お前ワインを楽しめてる?もっとワインを楽しんでみな?するとコスモスが爆笑しますの。」
コスモスが爆笑しますの。
コスモスが爆笑しますの。
コスモスが爆笑しますの。
爆笑しますのよ。
そんなメッセージを残してまで、大吟醸様が我々現代人のようなリアルとヴァーチャルの端境で揺曳している者どもに伝えたかったことは何なのでしょうか。それは、
「どれだけ説明されようが、盗塁がルール上オッケーとされているのが理解出来ない。」
ということなんです。
そこに関しては私も甚だしき同意であることで、これはハッキリと言わせてもらいますけど、ルールの網目を掻い潜って最初に盗塁という人間として最低の行いをした者、其奴は野球史上最も品性下劣でスポーツメンシップのカケラもないドクズでございます。
ほな隠し球はどやねん、と。隠し球こそ姑息で陰毛なこの世の底のようなクソな裏技ちゃうんかい、と。なるほど言いたいことは分かります。が、隠し球に関しては大吟醸様は何のメッセージも残されておりません。隠し球に対して大吟醸様が何か言及されたという記録は残っておりませんし、もし記録に残っていたとしてもやはり記録より記憶、モノより思い出、めっちゃデブより細マッチョといった感じで本当に大切な事を知っている者からすれば取るに足らないアンラッキーポカホンタスとして一笑に付して終わりです。若しくは大吟醸様は隠し球という裏技を知らないという可能性もあります。知らない事に関してメッセージを残すなんて、さすがの天下の大宇宙の大吟醸様とはいえ出来ずじまいでしょう。どのツラ下げてそんなメッセージを残すのか、と激怒の後に号泣される心配もありますから、注意していきましょう。
もしあなたが野球経験者で、しかも盗塁の経験があるとしたらあなたはもう終わりなのですが、何が終わりかって大吟醸様の描くコスモスが爆笑しますの。にはアセンション出来ないので、ということはあなたはコスモスが爆笑しますの。の白けた境地に辿り着くことが叶わぬということで、それはもう私からしたら終わりってことになっちゃうのかな?ってことであなたは終わりなんです。
気持ちの問題なんです。要は気持ちの問題。この"要は"という言い回しをやたらと連呼するオジサンを稀に見かけまして、私はそういうオジサンを見るにつけリズム良くどつき回すことにしていますの。それは何故なら話の中で"要は"を連呼するということは要するに要せていないということで、"要は"つってんのに要せてないっつーことはそれはもうただの嘘つきですからね。嘘を連呼しているということですから、そして嘘をつくという行為は大吟醸様が最も苦手としているジャンルのひとつであり、「嘘をつくという行為。これは全然好きくない。」と隠し切れないナーバスさを隠し切れなくなるので、そんなナーバスにやつれた大吟醸様の顔面は不細工すぎて今まで通りに尊敬することが容易でなくなるため、だったらそんな"要は"を連呼するようなボケナスはリズム良くどつき回していこうよ。ラッキーパンチも続けば実力やよ。諦めたらあかん!ということで、そういえば学生時代に同級生のギャル連中が「惚れたら負けやねやったら惚れさせたら負けじゃない。」というアホすぎて涙も枯れるようなフレーズをさも名言かのやうにノートの表紙にに大っきく書いていらっしゃったんですけど、今の僕たちに必要なのは、そんな些細なブレイブなんやでっ!