
人生の中で、もうそれ何回言うんですか、昨日も違うおっさんから聞いたんですけど、というくらい何度も何度も聞くフレーズってありますよ。ありますよね。
例えば、"人のふり見て我がふり直せ"とかね。ほら、あるじゃないですか。
そんなリフレインの中でも一際ヘビーローテションなのがそう、"人は見た目よりも中身が大事"ってやつですよ。ほら、そうでしょうよ。
なるほど。たしかに言われてみれば、この"人は見た目よりも中身が大事"というのはよく聞きますねぇ。(自己満)
私の記憶が確かなら、初めにこのリフを耳にしたのは小学生に入る前、まだ私が連日のオネショを繰り返していた、そんなちょっぴりセンチな時代だったのかなと思います。
一体どこの誰が幼い私に対して人間の中身の重要さを話してくれたのか、それは失念してしまいましたが、おそらくそれはおっさんであったと思います。
「いいかい。今からおじさんが君にとても大事な話をするのだよ。だから聞いてね。そんなに難しいことじゃない。例えばこんなことがあったとする。ウルトラ美人ナンバーワンキャバ嬢の趣味は他人のトランペットに無断で酢飯を詰めること。逆に、どブスを売りにしている女芸人の趣味はトランペットに酢飯を詰められて困っている人を助けること。さて、どっちの方が人間として素晴らしいかな。そう、どブスの方が素晴らしいよね。どブスであるにも関わらず困っている他人を見逃すことが出来ないとても出来た人間ですよね。翻ってキャバ嬢は。他人が超嫌がるってことを判っているにも関わらず己の欲と快楽のためだけに自分のことだけ考えて、ワタシが幸せならそれでいい、人生楽しまなきゃ損っ!みたいな、まるごとパッパラパなクソ人間であると言えるね。まぁだいたいキャバ嬢なんかやるような人間は底が知れてるというか、しかし素直でええ子が多いのもこれは事実なんだけども。というのも、それなりの容姿を持って産まれてきている故幼少期から周りの人たちにカワイイカワイイ言われて育ってきてるから変に捻くれてるような子も少ないしね。逆にどブスの場合はそういった褒められる経験が少ない故、つーか皆無な故、此方が下手に褒めたりすると何かと勘ぐって素直に喜ばないことが多くともすれば、この人、ワタシを利用しようとしている!みたいな、妙に卑屈な部分があったりして扱いづらいところもあって、まぁ人ってのはホント一長一短というか。まぁちょいと話は逸れたんだけども私が言いたいは要するに"人は見た目よりも中身が大事"ってことなんだ。いくら容貌を美しく取り繕ったとて、中身が最悪のゲス人間であればそれは人間として何も素晴らしい事は無い、あんなけ貢がせといていざアフターに誘っても「今日は店のコとゴハン行くのー!」ばっかりでいつも肩透かしを食らわせているようでは人間として何も素晴らしい事は無い、クソピープルである、と。逆に容貌がいくらユニークであったとしても中身、ハートが美しければそれこそが人間として素晴らしい。人間中身やで。だからおっさんは人からおい不細工!とか言われても全然気にしないんだよ。うん。キモいとか言われても平気なんだよね。だっておっさんは中身をかなり磨いているのだからね。このように髪の毛はボサボサで服もボロボロであっても、パンツも、そうだね、もう3日は変えてないけど、まぁ中身が良いので。そこを大事にしているので。中身が大事なので中身が良い私は人間としては全然セーフだと思っておいてね。」
と言われたような気がします。気がします程度の記憶の割にはやけにハッキリと文言を覚えているのだねと茶々を入れたくなる気持ちはわかりますが、それをやってしまうと中身が素晴らしい人間から遠のいてしまうということを覚えておいて下さい。
人は見た目よりも中身が大事。
私は最近この"中身"ってもしやインナーマッスルのことなのではないかな、って思い始めたんですけど、それはまた別の機会に。別の機械、アザーマシーンですね。またの機会に。股の機械、チンコマシーンですね。