宇宙冒険野郎ディンディ

 

まだまだ謎に包まれた星も多いこの広い宇宙の、それらの星を一つ一つめぐりやがて壮大な大天体地図を完成させんと日夜星から星へと無限の旅を続けているのがこの俺、宇宙冒険野郎ディンディだ。気軽にディッさんとか呼んでくれても大丈夫です。

 

無限の旅と自分で言ってしまったけど、もし本当に無限であるならば俺の旅は終わらない、大天体地図も完成しないということになるので、そうなってくると全くやる気が無くなるので無限の旅というのはやめよう。もし君がそれを口にした場合、わかるよな?ディンディ名物、宇宙折檻が待ってるぜ!空気無いぜ宇宙!苦しみぜ!なんてな。

 

君たちは宇宙冒険野郎であるこのディンディを、この壮大なユニバースでオンリーワンの存在だと思い込んでいるのではないか?ハハッ、実はそんなことは無くてね、何人か俺の他にも宇宙冒険野郎ってのはいるのさ。ヤツらとはときにケンカしたり、ときに協力し合ったり、情報交換なんかもしてそれなりに楽しくやってるぜ。実際地球にいる頃よりも深い付き合いが出来てるヤツも多いし、もっと未来とか夢のことについてカフェで語りっちしたりして、より関係性を深めていきたいって思ってるし、特に広げた鷲の翼の辺りを縄張りにしてる宇宙冒険野郎ゴメスa.k.a.田舎者なんて一緒に旅行とか行ったしね。

こないだも仲間たちと話して盛り上がったのが「宇宙ってどこの星も似たり寄ったりで全然おもんないね。」ということだ。「どこの星にも大手資本のチェーン店ばかりで全然おもんないね。」ということだ。

そうやってバカ話をいつまでもしてらるる友達、いや、友達というより仲間だな。宇宙仲間。そんな仲間、君たちにもいる?

俺は本当に宇宙入ってから信頼し合える友達、いや仲間が増えたってのは感じてるぜ。感謝。

 

もし今、君が一人で悩んでいるなら、俺は宇宙に入ることを勧めるぜ。まあ宇宙でも基本的には冒険野郎は一人なんですけどな。でも本当の本当に一人なのと、広い宇宙のどこかに仲間がいるって感じながら旅するのと、どっちが心強いねんっていう話ですやん!

熱くなったらええやん!もっと!夢語っていったらええやん!

恥ずかしがってたら宇宙に入ったとて永久に一人ぼっちですのえ。なら一人にならず、仲間と共にあるにはどうすればいいか。

宇宙入ったらええのえ!

二回同じことを言いました。

 

俺の大天体地図が完成したら是非買ってくれよな!ここだけの話、タイトルはすでに決めてあるのだ。

そのタイトルとは、

「宇宙冒険野郎ディンディによる俺の大天体地図 宇宙完全網羅の果てに、野に咲く花のように、夏。いや春。」

だ。長いタイトルだと君たちは思うだろう。でも宇宙入っちゃうと逆に本のタイトルってこれぐらいが当たり前なのよ。これで短いレベル。でないとカブるのね、他の本と。宇宙は本も多くて…泣。

 

じゃあ帰るぜ!

 

また宇宙のどっかで会えるから、だから泣くなよぜ!嬉しぜ!